電子レンジの庫内って、すぐに汚れてしまいませんか?
電子レンジの庫内が汚れすぎると掃除が大変になるので、できるだけ早めに掃除をする習慣をつけたいですよね。
ですが、簡単に掃除ができないと、つい後回しにしてしまいがちです。
そこで今回は、簡単にできる電子レンジ庫内の掃除方法を紹介します。
じつは、電子レンジ庫内の掃除は重曹やセスキ炭酸ソーダーで簡単にできるんですよ。
こちらでは、重曹またはセスキ炭酸ソーダーを使った簡単な掃除方法を紹介しますね。
そして、重曹やセスキ炭酸ソーダーを使わずに水とフキンだけでもできる、さらに簡単な掃除方法もお伝えします。
目次
電子レンジの掃除は重曹とセスキ炭酸ソーダーどっちにする?
電子レンジの庫内の汚れは、油分で汚れていることが多いんです。
油汚れは酸性なので、アルカリ性のものを使うと汚れが落ちやすくなるんですよ。
今回、紹介する重曹やセスキ炭酸ソーダーはアルカリ性です。
アルカリ性が強いのは、セスキ炭酸ソーダーです。
ですので、普段より油汚れが気になるようでしたら、セスキ炭酸ソーダーを使ってみるのもいいかもしれません。
とはいっても、汚れがついてから暫く経っているものは、汚れが落ちにくいです。
落ちにくくなってしまった油汚れはキッチンペーパーを使ってシップする方法などがありますが、その方法はちょっと大変ですので改めて記事にしますね。
こちらでお伝えするのは、重曹またはセスキ炭酸ソーダーを使って、簡単にできる電子レンジの庫内を掃除する方法です。
重曹とセスキ炭酸ソーダーは両方持っていても使い道はたくさんあります。
ですので、新しく買い足しても問題ありませんが、重曹かセスキ炭酸ソーダーのどちらかを持っているのでしたら、まずはお持ちのもので試してみてくださいね。
電子レンジの掃除を重曹水またはセスキ炭酸ソーダー水でする方法
こちらで紹介する掃除方法については、重曹を使うかセスキ炭酸ソーダーを使うかの違いだけで、水の量や電子レンジで温める時間などは変わりません。
まずは、準備するものからお伝えします。
重曹水で掃除するときに準備するもの
- 水 200ml
- 重曹 小さじ2(5g)
- 耐熱容器(水200mlを入れても余裕があるもの)
- 汚れてもよい布巾など
- 清潔な布巾など
セスキ炭酸ソーダーで掃除するときに準備するもの
- 水 200ml
- セスキ炭酸ソーダー 小さじ2(5g)
- 耐熱容器(水200mlを入れても余裕があるもの)
- 汚れてもよい布巾など
- 清潔な布巾など
掃除方法
1.耐熱容器(大きめのマグカップや底の深い皿など)に水と重曹または水とセスキ炭酸ソーダ入れる。
2.1を電子レンジに入れてラップをしないで500Wで3~4分温めたあと、扉を開けずに15分くらい放置する。(水蒸気で汚れを浮かせるため)
3.放置したあとは、かたく絞った布巾などで電子レンジ庫内を拭く。
(温たたくなった重曹水やセスキ炭酸ソーダー水を布巾などにつけて拭いても大丈夫です)
4.汚れが取れたら、かたく絞った清潔な布巾などで水拭きをする。
*重曹水やセスキ炭酸ソーダー水で火傷しないように十分注意してください。
ポイント
・耐熱容器に水と重曹(セスキ炭酸ソーダー)を入れたときに混ざり合ってなくても、電子レンジで温めると溶けますので大丈夫です。
・電子レンジで温めるとブクブクしてきますので、吹きこぼれないように、200mlを入れても余裕のある耐熱容器を使ってください。
・水が吹きこぼれそうになったらすぐに温めを中止して、そのまま15分ほど放置してみてください。
・汚れが落ちにくい場合は温めた重曹またはセスキ炭酸ソーダー入りの水を布巾につけて拭いてみてください。
電子レンジの掃除は水とフキンだけで簡単にできます
こちらで紹介する掃除方法は、重曹やセスキ炭酸ソーダーを使いません。
準備するのは布巾を水に濡らして絞ったものだけです。
(布巾でなくてもOKです。)
この掃除方法は汚れが軽いときにオススメです。
掃除方法
1.汚れてもよい布巾を水で濡らし、軽く絞ったら500Wで1分くらい温める。(蒸気で汚れを取りやすくするため)
2.10分くらい放置して、温かくなった布巾で庫内を拭く。
3.清潔な布巾などで水拭きする。
*電子レンジで温めた布巾は熱くなりすぎている場合がありますので、火傷しないように十分注意してください。
ポイント
布巾は蒸しタオルをイメージすると分かりやすいと思います。
ただ、かたく絞りすぎると水蒸気がでませんし、汚れが拭きにくいですので、ほどほどに絞ってくださいね。
電子レンジ掃除には重曹やセスキ炭酸ソーダーのスプレーも便利!
こちらで紹介するのは、電子レンジの庫内を温めずに、重曹やセスキ炭酸ソーダーで簡単に電子レンジの庫内を掃除する方法です。
紹介する方法は重曹やセスキ炭酸ソーダーを水で溶かしたものをスプレーして掃除します。
重曹やセスキ炭酸ソーダーのスプレーを作っておくと、電子レンジだけではなく、ガスコンロ周りやタイルの油汚れもサッと拭けて便利ですよ。
ガスコンロ周りやタイルを拭くときも電子レンジ庫内を拭くときと同じ方法でOKです。
まずは掃除方法を紹介して、その後にスプレーの作り方をお伝えしますね。
掃除方法
1.重曹水のスプレーまたはセスキ炭酸ソーダー水のスプレーを電子レンジの庫内に吹きかけて、水に濡らして絞った布巾などで汚れを拭きとる。
2.汚れを拭き取ったら、清潔な布巾などで水拭きする。
*電子レンジの外側を拭くときは、直接スプレーせず、布にスプレーを吹きかけて、その布で拭くようにしてくださいね。
重曹水スプレーの作り方
用意するもの
- 水 200ml
- 重曹 小さじ2(5g)
- 重曹と水を混ぜる容器(コップなどでOK)
- じょうご(なくてもOK)
- スプレー容器
作り方
1.重曹と水をコップなどの容器に入れ混ぜ、じょうごを使ってスプレー容器に入れる。
セスキ炭酸ソーダー水スプレーの作り方
用意するもの
- 水 200ml
- セスキ炭酸ソーダー 2g
- セスキ炭酸ソーダーと水を混ぜる容器(コップなどでOK)
- じょうご(なくてもOK)
- スプレー容器
作り方
1.セスキ炭酸ソーダーと水をコップなどの容器に入れ混ぜ、じょうごを使ってスプレー容器に入れる。
スプレーを作るときのポイント
・もし可能であれば、スプレー容器に重曹またはセスキ炭酸ソーダーと水を入れて、フタをして振って混ぜるとラクですよ。
・じょうごは重曹水やセスキ炭酸ソーダー水をスプレー容器に入れるための道具ですので、自宅になければ自宅にあるもを上手く代用して入れてみてくださいね。
電子レンジ掃除のアレンジ方法
最後に私が実際によくやっている方法を紹介しますね。
我が家には重曹水スプレーとセスキ炭酸ソーダー水スプレーが常備してあります。
普段は電子レンジの庫内を温めずに、セスキ炭酸ソーダー水のスプレーを吹きかけて、古くなったタオルで拭いています。
その後に清潔な布巾で水拭きしている感じです。
そして、たまに気がむいた時に、布巾を水に濡らして軽く絞った布巾を電子レンジで温め拭いています。
それだけで汚れが取れないときは、セスキ炭酸スプレー水を吹きかけ、布巾で拭いています。
そのあとは、清潔な布巾でもう一度拭いて電子レンジの掃除は終了です。
普段から心がけていることは、できるだけ電子レンジの庫内を汚してしまったらすぐにセスキ炭酸ソーダーのスプレーをシュっと吹きかけて、拭くようにすることです。
拭く布を掃除用に着古したTシャツなどを丁度いい大きさにカットしたもにしたら、意外と便利でサッと拭くようになりました。
カットしてある布は捨ててしまうので、汚れを拭いたあとに洗わなくて済むと思うと気分的にラクに掃除ができるようになりましたよ。
もし、捨てるような布がありましたら、試してみてはいかがですか。