米に虫がわいたら捨てるしかないの?についてお伝えしていきます。
米を保存しておいたら知らぬ間に米に虫がわいていたこと、ありませんか。
米に虫がわいているのを見つけると、かなりショックではありますが、米を捨てるのはもったいないですよね。
できれば、どうにか虫を対処して米を捨てずに食べきりたいと思いませんか?
この記事では、米に虫がわいてしまったら捨てるしかないのか?についてお伝えしていきます。
目次
米に虫がわいたら捨てるしかない?
米に虫がわいたら米は捨てるしかない?
・虫がわいた米でも、捨てずに食べることができます。
*ただし、米についた虫のアレルギーがあるときは食べてはいけません。
米に虫がわいても捨てる必要なし!対処して食べましょう!
米は虫がわいてしまっても、米を捨てる必要はありません。
米にわく虫のほとんどはシノメマダラメイガとコクゾウムシの2種類です。
シノメマダラメイガは成虫になると1㎝くらいのうす茶っぽい蛾になり飛びます。
コクゾウムシは成虫になっても2~3㎜程度の黒っぽい甲虫です。
米にわく虫は高温多湿が大好きですので、米を保存している場所が高温多湿ですと、虫がわきやすくなります。
米にわいた虫は毒性がありませんので、米にわいた虫にアレルギーがなければ、そのまま食べても問題ないそうです。
米を炊くときに水で洗うと虫が水に浮いてきますので、丁寧に米を水で洗えばある程度の虫は取り除くことができます。
ただ、米に虫がわいたままにしておくと、虫が繁殖して大量発生してしまう可能性がありますので注意してくださいね。
シノメマダラメイガやコクゾウムシは1度に200個の卵を産みますので、虫にとって環境がいい場所であれば、あっという間に虫が増えてしまいますよ。
ですので、米に虫がわいているのを見かけたら、できるだけ早く虫を取り除くようにしましょう
米に虫がわく原因や虫がつかいようにする方法は、下記の記事でまとめています。
米に虫がわいたときの対処法とは?
虫がわいたときの対処法
・米をよく洗って食べる
・冷蔵庫の野菜室に入れる
・米の天日干しをする
それでは、詳しくお伝えしていきますね。
虫がわいたときの対処法は天日干しがオススメ!
米に虫がわいたときの対処法について、お伝えします。
虫がわいたときの対処法は、下記3つです。
1.米を炊く直前に気づいたとき⇒米をよく洗って食べる
2.とりあえず虫のわいた米を保存しておきたいとき⇒野菜室で保存する
3.時間に余裕があるとき⇒米を天日干しする
1と2は時間がないときの対処法で、米についた虫を取り除くためには、3の天日干しがオススメです。
米を炊く直前に気づいたときの対処法
米を炊く直前に虫がわいているのに気づいたら、目立つ虫は取り除き、よく米を洗ってから炊いて食べましょう。
ノシメマダラメイガの幼虫は糸くずのようなイモムシですので、ピンセットや割りばしで取り除いたほうがいいと思います。
基本的には米にわいた虫は米を入れたボールに水をたっぷり入れると水面に浮いてきます。
水面にたくさん虫が浮くのでちょっと気持ち悪いですが、何度も水を取り替えればだいぶ虫を取り除くことができますよ。
それでも虫がいると思うと、ちょっと気持ち悪いかもしれませんね。
ですが、農薬が少ない米には目で認識できなくても、虫の卵がついていて知らずに食べてしまっていることもあります。
もしかしたら、気づかずに少量の虫を食べてしまっているかもしれません。
このようなことは米だけではなく、野菜などでも同じです。
虫がわくというのは、イメージが良くありませんが、虫は元気で美味しい米に寄ってきます。
ですので、虫がわいた米は元気で美味しい米だった証拠です。
米に虫がわいてしまったことはショックではありますが、虫がわいたことをポジティブに考えてるようにして、丁寧に洗ってある程度の虫を取り除いたら、米を炊いて食べてくださいね。
米を冷蔵庫の野菜室に入れて保存する
米に虫がわいているのを発見してしまったけど時間がないときは、とりあえずゴミ袋のような大きな袋に入れて冷蔵庫の野菜室に保存しましょう。
もし、米の袋をあけたばかりでしたら、米の袋のままゴミ袋のような大きな袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れます。
保存容器に米を入れているようでしたら、可能であれば保存容器をゴミ袋のような大きな袋に入れて、野菜室にいれてしまいましょう。
米にわいた虫は袋に穴をあけることができますので、米を入れる袋は2~3重にしておいたほうがいいかもしれません。
米にわく虫は温度が15℃以下になると活動が鈍くなると言われています。
冷蔵庫の野菜室の温度は10℃以下になるものがほとんどですので、冷蔵庫の野菜室に入れておけば虫の活動が鈍くなり産卵しなくなります。
虫の卵や幼虫などは休眠状態になるそうです。
野菜室ではなく冷蔵庫や冷凍庫に入るのであれば、そちらに保存しても問題ありません。
米の量が少ないのであれば野菜室に保存して、米を炊くときによく洗って食べきってしまうのも1つの方法です。
ですが、米がたくさん残ってるのでしたら、米を天日干しして、虫を取り除くのがオススメです。
虫がわいた米を天日干しにする方法
米がたくさん残っているときや、少量でも時間があるときは米を天日干しして、虫を取り除きましょう。
虫がわいた米の天日干しの方法は、庭やベランダに新聞紙などを広げ、その上に米を平に広げます。
天日干しする時間は30分~1時間くらいです。
(鳥などに米を食べられる可能性がありますので、近くで監視してください)
米にわく虫は光が苦手な虫がいるそうで、天日干しをして米に日を当てることで虫が逃げていくそうですよ。
ただ、外の光に長い時間当ててしまうと、米が乾燥しすぎてしまいますので気をつけてくださいね。
それと、室内の窓際で光を当てると米から逃げた虫が暗い場所を求めて、室内の暗い場所に逃げてしまう可能性がありますので注意してくださいね。
天日干しが終わったらザルで米をふるい、虫のフンや汚れを落とします。
キレイになった米は清潔な容器に入れ、虫が再びわいてしまうのを避けるため、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
米は天日干しをして、だいぶ虫を駆除できましたが、虫がわいた米を食べ終わるまでは、米を炊く前に丁寧に洗って、虫が水に浮いてこないか確認してから米を炊いてくださいね。
米にむしがわいたら捨てるべきか?まとめ
こちらでは、米に虫がわいたら米を捨てないとダメか?について紹介しました。
お伝えしたことを簡単にまとめますね。
米がわいたら捨てるべき?
・米は捨てる必要はない
・米は食べても毒性はない
・米は炊くときに丁寧に水で洗う
・米は冷蔵庫の野菜室で保存する
・米は天日干しがオススメ
米に虫がわくと、米の味が落ちるそうですが、食べれないわけではありません。
米に虫が大量発生してしまったときは米を諦めたくなりますが、少量の虫でしたら虫を取り除いて食べきってしまいたいですね。