ドラマ「キワドい2人」と原作小説の違いについてネタバレします。

ドラマ「キワドい2人」は原作小説と設定が違う部分がいくつかあります。

たとえば、神崎隆一と黒木賢司の関係はドラマと原作小説で設定が違い、異母兄弟はドラマのオリジナル設定です。

こちらでは、キワドい2人でドラマと原作小説の大きく異なる設定について紹介します。

 




 

キワドい2人ドラマと原作の違いをネタバレ!

 

ドラマ「キワドい2人」と原作の大きな違い

・神崎と黒木は異母兄弟(ドラマ)→他人(原作)

・人質は男の子(ドラマ)→女の子(原作)

 

原作小説

K2 池袋署刑事課 神崎・黒木

著者  横関大

 

キワドい2人の異母兄弟の設定の違いをネタバレ!原作では他人です!

ドラマ「キワドい2人」には原作の小説があります。

 

原作の小説は、「K2 池袋署刑事課 神崎・黒木」です。

原作小説は神崎と黒木の絆を描いた警察コンビの連作短編集です。

 

原作小説はドラマ化される際に、オリジナル設定になっていること多々あります。

 

ドラマ「キワドい2人」でもオリジナル設定がありました。

じつは、ドラマ「キワドい2人」の1話ですでに原作小説と大きく異なっているシーンがあるんですよ。

 

こちらでは、設定が大きく違っている個所を紹介しますね。

 

以降は、原作小説とドラマの詳細な内容を含むネタバレになります。

詳細な内容を知りたくない方は十分ご注意ください。

 




 

ドラマと原作の大きな違いをネタバレ

・神崎隆一と黒木賢司の関係→異母兄弟ではない

・人質の男の子→女の子

 

神崎と黒木の関係はラストで分かる!

ドラマ「キワドい2人」の1話で、神崎隆一と黒木賢司が異母兄弟であることが判明しました。

 

異母兄弟と分かったのは、黒木賢司(演:田中圭)が神崎隆一(演:山田涼介)が身に着けていた腕時計をみて、父親の神崎賢造(演:椎名桔平)のものだと気づいたからでした。

 

異母兄弟だと分かった黒木賢司は神崎隆一が暮らしている家に押しかけ、一緒に暮し始めます。

 

しかし、原作小説では神崎隆一と黒木賢司は異母兄弟ではありません。

神崎隆一と黒木賢司は警察学校時代の同期です。

 

神崎隆一(演:山田涼介)が黒木賢司(演:田中圭)が所属する池袋署に所属するのは原作も同じです。

黒木賢司は神崎隆一との関係を認識しています。

 

ですが、神崎隆一が黒木賢司との関係を認識するのは原作小説の最終章です。

 

神崎隆一と黒木賢司の関係を紐解くには、22年前の立てこもり事件までさかのぼります。

黒木賢司は22年前に立てこもり事件に巻き込まれてしまい、犯人の人質になってしまいました。

 

人質になった黒木賢司を助け出したのは、当時池袋署の警察官だった神崎隆一の父親です。

黒木賢司が警察官になった理由には、その立てこもり事件が大きく関わっていました。

 

黒木賢司が警察官になった理由は2つあります。

 

1つは、黒木隆一の父親に恩返しするため。

もう1つは、人質になっていた女の子を守るため。

 

この事実を神崎隆一は原作小説の最終章で知ることになります。

黒木賢司と神崎隆一の関係は異母兄弟ではなく、神崎隆一の父親が黒木賢司の命の恩人だったのです。

 

ですが、ドラマ「キワドい2人」1話では人質になっていたのが男の子で、女の子はいませんでした。

 




 

キワドい2人でドラマの人質は男の子!原作は女の子?

ドラマ「キワドい2人」1話で黒木賢司が過去を回想するシーンがありました。

 

黒木賢司の回想シーンでは、飲食店で黒木賢司が男の子の手をとり、どこかへ向かおうとしたときに、男がピストルを男の子に向けていました。

その後、池袋署の警察官だった神崎賢造が発砲したシーンで終わっています。

 

しかし、原作小説には男の子を人質にした事件はありません

原作小説にあるのは女の子を人質にした立てこもり事件です。

 

原作小説では22年前に父親が幼い娘を人質にした立てこもり事件が発生します。

そこに偶然居合わせた黒木賢司が犯人の娘だと知らずに、女の子を助けようとします。

 

しかし、黒木賢司自身が人質になってしまいました。

しかも、女の子の耳が聞こえなくなってしまうケガをさせてしまいます。

 

その立てこもり事件で黒木賢司を救い出したのは、神崎隆一の父親でした。

 

ですので、ドラマ1話の男の子を人質にしているのは、22年前の人質事件をドラマのオリジナルストーリーにしたものだと思います。

恐らく、人質になっている男の子は神崎隆一です。

 

ドラマ1話で神崎隆一が「4歳の頃の記憶がない」と言っています。

ドラマで神崎隆一の年齢は26歳の設定です。

 

26歳の神崎隆一からみて、4歳のころは22年前になります。

ですので、ドラマ1話でピストルを向けられていた男の子は神崎隆一で、原作小説の22年前の事件をドラマのオリジナルストーリーにしているのだと思います。

 

原作では人質になっていた女の子がドラマでは男の子に変更になったようですね。

 

ドラマ1話で原作と設定が大きく違っていましたので、恐らく最終回はドラマのオリジナルな結末になると思います。

 




 

 

キワドい2人ドラマと原作の違いをネタバレ!まとめ

こちらでは、ドラマ「キワドい2人」と原作の違いについて紹介しました。

お伝えしたことを簡単にまとめますね。

 

ラマ「キワドい2人」と原作の違いまとめ

・原作は神崎隆一と黒木賢司は異母兄弟ではななく警察学校の同期

・原作は人質が男の子ではなく女の子

 

 

ドラマ「キワドい2人」は神崎隆一と黒木賢司の関係が原作と全く違いますので、ドラマの結末はオリジナルストーリーになると思います。

今後もドラマと原作の設定が大きく違う箇所がありましたら追記していきますね。

 




 

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